人の動きを楽しく学ぶ紙人形と棒人間

10月は運動会を開催する学校や町内会が多くありますね。運動会やスポーツの絵は人が何かの競技をやっている場面が多く、この時期は運動会が終わったら運動会の思い出の絵を描くこともあるかと思います。でも、人を描くのが苦手という子も多くて、どうしたら人の動きを知ってもらえるかな?と考えたレッスンが今回の「紙人形」です(*^-^*)

 

昨年も秋にこのレッスンをしました。作り方はこちらです。

 

 

体のパーツを組み立てながら、肩から腕が出るんだなとか、腕は真ん中の肘で曲がり、足の真ん中の膝が曲がって関節があるということを、なんとなくでも知ってもらえたらいいなと思います。

 

 

年少さんの紙人形ですが、動かして遊んでるだけでも人の絵を描く時に、頭に紙人形が浮かんでこないかな~と少し期待しています。幼児さんは知っていることを思い出して絵に描くことが多いので、難しい人の動きは遊びながら覚えてもらいたいです(^-^)

 

 


ハイ!ポーズ!







棒人間からスタート


人を描くのが苦手な小学5年生の男の子が、克服しようと通ってくれています。最初は棒人間だっていいんですよ!!

棒人間にも関節をつけたら全然変わります(^^)v

実際に描いてもらいました。 左が今までの棒人間。でも手と足に関節をつけたらこんなに変わりますよ!

 

 

棒人間が立つ・歩く・走るの動作をしました。棒人間は横向き動作もできます。

描くポイントは首があることと関節です。これは30分ぐらいかけて説明しながらレッスンしました。

最初は手と足に関節があって、曲がることでいろいろな動きをするんだなとわかってもらえればいいです。

頑張って練習しました( `ー´)ノ

 

 

棒人間でバランスを学んだら、次は棒人間に肉付けします。

サッカーが好きなので、サッカーのポーズで練習しました。

こんな風に、シュートのポーズも描けるようになりました!

 

 


完成しました!!

鉛筆画で描きました。 素晴らしい躍動感のあるサッカー選手が描けました!

5ヶ月ぐらいかけて練習したので完成した時は、とても感動しました。

きょうすけ君(小5)の作品です。