色と色を混ぜて、新たな色をつくることを「混色」と言います。今回は混色を覚えて、自分で思い通りの色が作れるようになると、ぐっと絵に表現の幅が広がり、絵が魅力的に変わるお話しをさせていただきます。
皆さんが小学校で使う絵の具や文房具屋さんでよくみる絵の具はだいたい12色入りが一般的かと思います。しかしメーカーによっては、入っている色の種類が違うので、どのメーカーを買おうかな?と悩んだりもします。
ピンク、水色、オレンジ、おうど色などは入っていたり、いなかったり・・・
「どの絵の具を買うといいですか?」と質問されることもありますが、私は「どの絵の具でも大丈夫ですよ!」と答えます。それは、混色すればどんな色も自分で作れるからです(^^)v
これは色鉛筆ですが、こんなにたくさんの色数があって、凄い!どの色で塗ろう?ワクワク( *´艸`)になりますよね。でも絵の具は負けていませんよ!!
赤・青・黄・白の4色で違う色が100色だって作れてしまいます!!ビックリですね
Σ(・ω・ノ)ノ!
教室では、まず基本の混色を生徒には覚えてもらいます。ここで注意させることは、ただ混ぜるのが楽しいだけにしないということです。パレットに出した色を全部混ぜたい、混ぜ混ぜ、楽しい、全部灰色になった!そこで終わってしまいます。その時が楽しいだけで、その灰色を絵に塗りたいかといったらほとんどの子は塗りません(笑)
想像した色が作れるようになったり、目の前のモチーフ、景色、空の色、絵の具の単色にはないけれど、混ぜることでこの色が作りたい!というのを作れるようになったら、絵がどんどん表現豊かになっていきます。
混色を知らない子は色と色をまぜて、違う色に変わった瞬間、まるで魔法でも使っているかのようにびっくりしてくれます。
あか+あお=な~に?
きいろ+あか=な~に?
あお+きいろ=な~に?
この児童の混色レッスンは自分が作った色に名前をつけるのでとっても面白いんです!
この色は「プール」( *´艸`)
さあ、混色を楽しみましょうヽ(^o^)丿
おまけ
混色ばかりの私のパレット。水彩です。
き、汚い・・・
ここからよく絵が描けるよねって思いますよね。チューブの色をそのまま塗ることもありますが、ほとんど混ぜてから塗っています。
錆びたランプ