組み紙セーター

「組み紙」をご存知ですか?組み紙とは細長い棒状の紙を織物のように縦横に組んで、模様を作る遊びです。

組み紙は色の組み合わせを楽しむデザインの要素もあります。また、次はどう組むのかな?と考えなくてはいけませんので、手先と頭を使いヘトヘトになってしまう子も(笑)

今回は、組み紙をセーターに見立てて作品を作りました(^O^)/

1枚の紙台紙に切り込みを入れ、棒状の紙を交互に出して入れて組んで行きます。

 

 

台紙の縦の切り込みはカッターじゃなくても、このように紙を折ればハサミで切れますので、幼児さんも自分で全部作れますよ!

 

 


好きな動物を描いてほしかったので、こんな形にして、真ん中に折り目をつけた紙を準備しました。

 

 

 

 

折った裏には、このように縦線を引いてハサミで切ります。

 

 


さあ、頑張って編んでいきますよ!年中さんは、意外にも手助けなしで出来る子が多くてビックリ!!

年少さんは手伝いましたが、「自分でやってみたい!」と意欲的にチャレンジしてくれる子ばかりで嬉しくなりました(*^^*)



セーターが編めたよ!


うさぎ、コアラ、ねずみ、ネコ、ライオン みんなの好きな動物さんで素敵なセーターを編んであげれたね!生徒が「お母さんが裁縫でなみ縫いをしてたのと同じ!」と教えてくれました。本当によく見てるな~と感心しました。この組み紙は、もっと細かく編んだり、台紙の色を変えたり、直線の切り込みではなく、曲線にしたり斜めにしたりと無限に可能性が拡がります。また次回行う時があれば みんなレベルアップしてくれてるといいな(*´ω`*)

 

 





小学生の工夫


小学生の子で、こんな工夫をしてくれた子がいました。私の用意したものからさらに、 発想をとばしてくれたことに とっても嬉しくなりました(*^▽^*)

直線の切り込みではなく、ギザギザやカーブ線で切ったらどう編めるのかな?

こんな模様のセーターができたよ!




そして、なんと!「僕はセーターに絵を作る!」と言って2週にわたり考えて制作してくれました。今年の干支のねずみをつくり、セーターの絵は鏡餅をイメージしました。 今までどのクラスにも絵を作る発想の子は いなかったので、私も驚き感心しました。 ほしと君(小3)の作品です(^-^)