絵をたくさん描いていると、物をよく観察するようになってきて平面の絵から立体的な絵へ変化してきます。
特に高学年や男の子は立体的な図形に憧れやカッコいいなと思う子が多い気がします。
算数でも高学年になると立体や図形の問題が出てきて見慣れた形になってきますね。
ただ、絵で立体物を描くのは意外と難しいんです。絵は光や影、色で立体表現を習うことが多くて、立体物もよく見て描く!これが絵の世界では当たり前のことになっています。サイズを測るとか計算して書くのとは違うのです。
でも立体を意識するレッスンに今回はあえて定規を使い、立体のきっかけに四角い紙を貼ってからかいてみました。
とても簡単な方法ですので立体をかくのが楽しくなってきたらお家でもやってみて下さいね(^^)v
① 画用紙に四角い色紙を貼ります
四角形の紙の大きさや数、貼る位置はお好きなように。
今回は指導をわかりやすくする為にみんな3枚にしました。
② 貼った四角形の紙の角から定規で真っ直ぐ縦に線を引きます。縦は真っ直ぐです。斜めにはなりません。
正面はいつも通り絵をかきます。
注意するのは奥にある部分。ここだけコツがいります。
さて、みんな出来たかな?
わからんわからん続出でしたが、頑張ってかけました!
実は私も正確さが求められる図形が苦手なので、生徒と頑張って考えながらかきました。
四角い紙をきっかけに、立体ビルの完成です(^O^)/
立体ビル完成
ゆの (小4)
りこ (小2)
なつめ (小4)
ゆいと (小3)
ことみ (小6)
しょうま (小5)
みらん (小6)
ちえ (小4)
つばき (小3)
らんか (小6)
あこ (小3)
じゅんたろう (小2)
余談です
絵を描いていて「定規を貸して!」と生徒から言われることがありますが、絵の中に突然定規を使って一部分だけ真っ直ぐピシッと書く必要はありません。
図面やデザイン画、ポスター画などmm単位で正確さが必要な場合はもちろん定規やコンパスを使ってもいいですが自然の風景画の中に突然あまりに正確な線が現れると逆に絵が不自然に見えます。
建物なんかに定規を使うといいよと言われる方もいますので、使っちゃダメとは言いませんが、私は頑張ってまっすぐ手でかいた線が好きです(*^^*)