小学生もできるグラデーション

前回の遠近法に続き、またまた中学生で習うシリーズpart2をお届けします。

今回のテーマは「グラデーション」です。

グラデーションとは色や明るさの濃淡を段々と変化させていく方法です。

グラデーションと聞いただけでは難しいことに思えますが、空の色、アイスカフェオレのコップの中、葉の色づき、ネイルカラーなど、濃淡が段々と変化していく様子は日常の中でも探すことができます。

生徒達は感性を豊かに、これからたくさんの発見、工夫をしながら絵を描いてもらえたらいいなと思います。


青VS黄色のグラデーション


何やら対決のようになってしまいましたが、高学年は青いグラデーション。幼児・低学年は黄色グラデーションに挑戦してもらいました。

青チームは青にどれだけ濃淡をつけれるか、黄色チームは黄色の中に少しずつ赤色を混ぜて、4段階のグラデーションをしました。みんな絵の具には慣れているので、こんなの簡単!スイスイと塗ってしまいました(^O^)

高学年は円形の青いグラデーション

 

 

幼児・低学年は円形の黄色⇒赤のグラデーション

 

 



海の世界


青のグラデーションは海の中をイメージして、絵の具の黒色で海の生物をたくさん描きました。

まるで海の中をスキューバダイビングしているみたいに、水面から降り注ぐ太陽の光もかきました。

サメやクラゲ、カメにエイ、人魚だって泳いでいてファンタジー感あふれる作品ができました。

はるか (小5)

 

 

ゆうだい (小3)

 

 

ひづき (小3)

 

 


ななみ (小4)

 

 

みらん (小4)

 

 


はるこま (小6)

 

 

ななみ (小5)

 

 



ハロウィンの夜


描き始めの黄色がお月さまになりました。オバケが住むお城が、とっても楽しくかけました。グラデーションの効果でムードのある素敵な作品になりましたね!みんなよく頑張りました。

りこ (年長)

 

 

ちひろ (年長)

 

 


ゆいと (小1)

 

 

じゅんたろう (年長)

 

 


つばき (小1)

 

 


幼児さんにグラデーションの説明をして理解できているかな?と思い、

「黄色の次に青ぬって、次に赤ぬって、次に緑ぬったら、これもグラデーションって言うと思う?」って聞いたら、

「それはカラフルって言うんでしょ!」って言ってくれました( *´艸`)

ちゃんとわかってもらえて良かったです。可愛い回答に思わず笑ってしまった私です。