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苦手克服作戦 part1

アトリエマッチばこで生徒達と楽しい制作活動の日々を過ごさせてもらい感謝の気持ちでいっぱいです。

生徒の中に、入会当初は絵や工作が苦手だから不安でいっぱい、絵や工作は嫌い!と言っている子もいました。

でも今では教室に通ってくれたおかげで苦手な子も嫌いな子も克服して楽しく制作しています。

どんな方法で克服したのか、実際に教室でやっていることをお話しさせていただきます。

この克服方法ですが、あくまでも大塚の考えで行ったものですので、いろいろな意見や考えの違いはあるかとは思いますがご了承下さいね。

 

そもそもなぜ苦手なの?原因を考えてみよう!

今までの私の経験からこんな理由があったというのをお話しします。苦手だなと思っている子はどこかに当てはまりますか?

 


① 興味がわかない、楽しくない

② 道具の使い方がわからない、うまく使えない

③ 形、色、質感など自分の思い通りの表現ができない

④ アイデアが思いつかなくて、描き始めがなかなかできない

⑤ 作業が遅い、またはいいかげんに済ませてしまう

⑥ 親自身が図工・美術が苦手で避けていた為、子供も同じように苦手意識を持ってしまった


1つずつ、克服方法をお話しさせていただきます。今回とっても長くなりますので、3回に分けて書いていきます。

① 興味がわかない、楽しくない

誰しも興味がわかないジャンルはありますので仕方のないことですが、克服したいと思っている子を前提に書きます。

絵や工作は遊びの中に多く含まれています。遊ぶことをを苦手・嫌いという子はいません。

絵や工作は楽しい!!と思うことは簡単です。絵や工作に遊びを取り入れてみましょう。

白い画用紙に「何でもいいから描いてごらん。」では誰だって楽しくありませんよね。

※写真をクリックすると、どんな風に制作したかご覧いただけます。

ビー玉で絵がかけるよ!コロコロ楽し~い!

 

 

紙を染めてみよう!紙をひらいてみるまで、どんな模様かわからない、実験みたいでワクワクするね( *´艸`)

 

 


自分で遊べるおもちゃを作ってみよう!

 

 

絵を描く前に、その絵の遊びを体験してみよう!

 

 


こんなことをして絵を描いたり、工作をしたら、「つまらない!やりたくない!」と言った子は誰もいません。みんな楽しくやってくれます。それは偶然できた形に驚き、発見し、自分で作ったもので遊べる楽しさがあるからです。

もし、絵が苦手、工作苦手とお子様が言っていたら、遊びとセットで取り入れてみて下さいねヽ(^o^)丿


② 道具の使い方がわからない、うまく使えない

自己流で道具を使っている子、左利きなのに右手用のはさみを使っている子などは、正しく使えばスムーズに出来るのに、わざわざやりにくい方法を自分で選択している可能性があります。

実はカッターや彫刻刀にも左利き専用のものがあります。

道具が使いづらいから工作が苦手なんて言っていたらすごくもったいないことをしています。

 

家族が教えてあげたり、使い方を調べたりして、自分に合った道具を正しく使ってみましょう。

 

また、はさみやカッターは練習あるのみです!使った分だけ思い通りの線が切れるようになります。

絵の具の使い方も考え方は同じです。筆の使い方を覚える、バケツも正しい順番で筆を洗い、次の色を濁らせない。

その作業の繰り返しで自己流で行うよりも格段に絵が上達します。

 

この記事に絵の具の使い方が詳しく書いてありますので、興味のある方はお読み下さいね。

道具を正しく使おう!

 

 

ちょきちょき練習、頑張ろう!

 

 


はさみの練習をしながら、作品を作ってみましょう。

 

 

こんなに美味しそうなラーメンの出来上がり!!

楽しく制作することで、道具の練習も苦じゃなくなりますよ(^O^)

 

 



幼児さんの場合、遊びを取り入れて描く・作る、道具を正しく使うだけで、絵や工作って楽しいなと思ってくれますよ(*^^*)

楽しいって思ってくれたら克服成功です!!

な~んだ、それぐらいなら簡単かもと思ってもらえましたか?

part2は小学生に多い悩みを書いています。興味のある方はお読み下さいね(^-^)